間取りの工夫でコストは下げられる? お金は「壊れないもの」にかけてください

費用の考え方|間取りの工夫でコストは下げられる? お金は「壊れないもの」にかけてください
家づくりの進め方・お金

こんにちは!建築士の竹本です。

「間取りの工夫で、コストって下げられますか?」って、よく聞かれます。

結論から言うと、お金は「壊れないもの」=断熱にかけて、見た目の”全部盛り”は「一番効く1つ」に絞ってください。同じ予算でも、満足度が変わります。

予算の話になると、つい「どこを削るか」ばかり考えがちなんですけど。実は「どこにかけるか」を決めるほうが先なんです。


お金は「壊れないもの」にかける

設備より断熱にお金をかけてください。断熱は壊れず、一度入れたらずっと効きます。

一番お伝えしたいのが、これです。

設備より、断熱にお金をかけてほしいんですよ。

たとえば、床暖房。憧れますよね。でも、床暖房って10〜15年でメンテナンス費用がかかるんです。

一方、断熱は壊れない。一度入れたら、ずっと効き続ける。

“あとからお金がかかるもの”より、”最初に入れたら一生効くもの”にお金を回す。これが、長い目で見て一番得なんです。

床暖房などの設備 断熱
年数がたつと 10〜15年でメンテナンス費用がかかる 壊れない
効き方 使っている間だけ 一度入れたら、ずっと効き続ける

「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、今の図面を、僕と一緒に見直しましょう。


見た目の”三連コンボ”は、地味に高い

天井の折り下げ・木貼り・間接照明の”三連コンボ”は、全部やると地味に高いんです。

デザインで、天井を折り下げて、木を貼って、間接照明を入れる。この”三連コンボ”、めっちゃかっこいいんですけど、地味に高いんですよ。

全部やらなくても、間接照明だけにして、壁紙を巻けば、雰囲気は出るし費用は抑えられる。

「全部盛り」じゃなくて、「一番効く1つ」に絞るのがコツです!

打ち合わせの時はどうしても話をしている箇所ピンポイントでこだわりたくなるけど、「主役」がたくさんいてもあまり映えません。家づくりでもメリハリが大事ですね!

お金をかけずに広く見せる方法は、こちらの記事で書いています。


面積は”半マス”で刻む

面積が少しオーバーしそうなときは、半マスで刻んで調整します。

規格プランの面積上限で攻めるとき、1マス増やすと0.25坪増えます。

「ちょっとオーバーしそう」って時は、半マスで刻む。この調整で、意外と収まったりするんですよ。


まとめ

  • お金は「壊れないもの」=断熱にかける(設備は後でメンテ費)
  • 見た目の”三連コンボ”は高い。一番効く1つに絞る
  • 面積は半マスで刻んで調整

予算の使い方を考えるときに、

「10年後も、これにお金をかけてよかったと思えるかな?」

ということを考えてみてください。

壊れないもの、あとから足せないものにかけたお金は、ずっと効き続けます。

難しい場合は、ぜひ気軽に相談してください!


建築士・竹本耕平
竹本 耕平建築士

株式会社Stand By Life 代表。住友林業・積水ハウスでの設計担当を経て独立し、これまで17年・500棟以上の家づくりに携わる。新築設計のプロジェクトを手がけながら、Instagramでは全国の“間取り迷子”の方に向けて、間取りの考え方を発信中(フォロワー1万人以上)。

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