Instagramみたいなシューズクローク、憧れます! でも大事なのは”隠せるか”です

玄関の考え方|Instagramみたいなシューズクローク、憧れます! でも大事なのは"隠せるか"です
収納・家事動線

こんにちは!建築士の竹本です。

「Instagramで見たような、玄関のシューズクロークが欲しいです」って、よく言われます。

結論から言うと、大事なのは広さより”隠せるか”です。脱いだ靴をそのまましまえて、扉を閉めれば壁になる収納が、住んでから一番効きます。

気持ち、すごくわかります。僕も素敵だなと思う。でも正直に言うと、住み始めると、あの綺麗な状態って、なかなかキープできないんです。


大事なのは、広さより”隠せるか”

脱いだ靴をそのまま入れられる動線にすると、散らかった靴をLDKから見続けずに済みます。

相談でよく出るのが、この声なんです。

「脱ぎっぱなしの靴が、リビングから見えるのが嫌」って。

これ、ほんとに多いんですよ。

だから僕は、玄関を広く豪華にするより、壁沿いに収納を作って、脱いだ靴をそのままそこに入れる動線にします。

閉めれば、綺麗な壁面になる。散らかった靴を、LDKから見続けなくて済むんです。

「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、今の図面を、僕と一緒に見直しましょう。


細長い玄関なら、壁一面の扉収納

細長い玄関には、歩いて入るクロークより、壁一面の扉収納が合います。

歩いて入るシューズクロークって、横幅が要るんですよ。細長い玄関だと、入らない。

そういう時は、壁一面に扉を並べて、奥行きの違う収納(靴・コート・スーツ)を隠す。閉めれば壁みたいに綺麗。

歩いて入るクロークより、細長い玄関にはこっちが合います。

歩いて入るシューズクローク 壁一面の扉収納
必要な横幅 広く要る 細長い玄関でも入る
閉めたときの見え方 — 壁みたいに綺麗

下駄箱は「トール型」より「可動棚」

下駄箱は、トール型より可動棚のほうが、入る量も使い勝手も上がります。

あと、標準で入るトール型の下駄箱って、意外と使いにくいんです。

可動棚に変えたほうが、入る量も使い勝手も上がります。棚の高さを、靴に合わせて動かせるので。

玄関の上がり框の形の話は、こちらの記事で書いています。


まとめ

  • 憧れのクロークも、生活するとごちゃっとする。大事なのは”隠せるか”
  • 玄関を広くするより、脱いだ靴をそのまま入れる動線を
  • 細長い玄関は、壁一面の扉収納が合う
  • 下駄箱はトール型より可動棚

玄関の収納を考えるときに、

「帰ってきて、脱いだ靴をどこにしまいたいかな?」

ということを考えてみてください。

そのまましまえる場所があれば、玄関は散らかりにくくなります。

難しい場合は、ぜひ気軽に相談してください!


建築士・竹本耕平
竹本 耕平建築士

株式会社Stand By Life 代表。住友林業・積水ハウスでの設計担当を経て独立し、これまで17年・500棟以上の家づくりに携わる。新築設計のプロジェクトを手がけながら、Instagramでは全国の“間取り迷子”の方に向けて、間取りの考え方を発信中(フォロワー1万人以上)。

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