収納は多いほど安心? 効くのは”量”より”場所”なんです

収納の考え方|収納は多いほど安心? 効くのは"量"より"場所"なんです
収納・家事動線

こんにちは!建築士の竹本です。

「収納って、多いほど安心ですよね?」って、よく聞かれます。

結論から言うと、収納は”量”より”場所”です。毎日使うものを、使う場所の近くにしまえれば、意外とちゃんと足ります。

多ければ多いほど安心。そう思いますよね。僕も昔はそう思ってました。でも収納って、空いてるとなんか入れちゃう。あればあるだけ、埋めちゃうんですよね(これ、僕も自分の家で普通にやってます)。

だから「とりあえず多めに」で作ると、その分だけ物が増えて、また「足りない」に戻っちゃうんです。


じゃあ、”ちょうどいい量”ってどう決めるの?

迷ったら「両手を広げた幅」で測ってみてください。

僕がよく使う目安があります。「両手を広げた幅」です。

たとえば、収納の幅が1.6メートル。

これ、身長160センチの人が両手を広げた幅と、だいたい同じなんですよ。

だから相談でも、その場で両手を広げてもらったりします。

「この幅ぶんの収納」って思うと、多いか少ないか、急に実感がわくんです。

「◯畳ぶんの収納です」って言われても、ピンとこないですもんね。

収納の奥行きの決め方は、こちらの記事で書いています。

「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、今の図面を、僕と一緒に見直しましょう。


全部、お家に詰め込まなくていいです

年に数回しか使わないものは、ガレージや外の物入れに逃がしていいんです。

この前も「キャンプ道具が多くて」って方がいました。

こういう、年に数回しか使わないもの。これを全部お家に入れようとすると、収納がどんどん要るんです。

でも、ガレージとか外の物入れに逃がしていい。

お家の中には「毎日使うもの」を、使う場所の近くに。

それだけで、意外とちゃんと足ります。

しまうもの しまう場所
毎日使うもの 使う場所の近く(家の中)
年に数回しか使わないもの(キャンプ道具など) ガレージや外の物入れ

まとめ

  • 収納は”量”より”場所”
  • 迷ったら「両手を広げた幅」で測ってみる
  • 使わないものは、外に逃がしていい

「じゃあ、うちの場合は?」は、暮らし方でぜんぜん変わります。

迷ったら、一回相談してください。一人で図面とにらめっこするより、たぶん早いですよ。

収納の量が気になったときに、

「この収納に、何をしまいたいかな?」

ということを考えてみてください。

入れるものが決まっている収納ほど、ちゃんと効きます。「とりあえず多めに」は、物が増えるだけになりがちです。

難しい場合は、ぜひ気軽に相談してください!


建築士・竹本耕平
竹本 耕平建築士

株式会社Stand By Life 代表。住友林業・積水ハウスでの設計担当を経て独立し、これまで17年・500棟以上の家づくりに携わる。新築設計のプロジェクトを手がけながら、Instagramでは全国の“間取り迷子”の方に向けて、間取りの考え方を発信中(フォロワー1万人以上)。

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