エアコンの位置、あとで意外と気になります。

こんにちは!建築士の竹本です。
「エアコンの位置? 間取りが決まってからでいいでしょ」……って、思いますよね。
結論から言うと、エアコンは間取りの最初の段階で「居場所」を決めておいてください。部屋での見え方、風とニオイの流れ、外の配管と室外機まで、あとからでは直せないことが多いんです。
でも後回しにすると、せっかくの空間に思わぬノイズが入っちゃうんです。
正直、僕も忘れやすいので、自戒の念もこめてブログを書いていきます(笑)。
「テレビの上」や「大開口」で居場所をなくすエアコン

エアコンって、想像以上に存在感があるんです。
あとから決めた結果、きれいに整えたテレビの壁の端っこにドカンとついて悪目立ち……。大きな窓にこだわりすぎて、「そもそもエアコンを付ける壁がない!」なんてこともあります。
風の通る向きはもちろん、目に入ったときの見え方まで含めて、間取りの初期段階でエアコンの居場所を決めておくのが大切です。テレビの置き方の話はこちらの記事でも書いています。
「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、今の図面を、僕と一緒に見直しましょう。
キッチンの近くは要注意。風と「ニオイ」のルート
インスタグラムでたくさんの間取り相談を受けていると、よく見かけるのが、キッチンのカップボード(背面収納)の上にエアコンが付いているケース。
もちろん間取りの都合もあるんですが、エアコンの風が料理のニオイや煙を巻き込んで、LDK全体に広げてしまうんです。
「壁が空いてるから、ここでいいか」はNG。風が部屋をどう回るかまで考えて決めましょう。
外観を損ねる配管と、室外機の置き場問題
2階のエアコンの配管が、家の正面に出ないルートを計画します。
部屋の中の見た目と同じくらい気を配りたいのが、外観と室外機です。
特に2階のエアコンから1階へ配管を下ろす場合、家の正面に長い配管カバーが這ってたら……せっかくの外観が一気に台無しです。
「バルコニー不要論」の時代だからこそ見直したいこと
バルコニーをなくすなら、室外機の置き場もセットで考えてください。
昔の家はバルコニーを作ることが多くて、あまり使われないバルコニーだったとしても、室外機の置き場としては役に立っていました。
最近はSNSなどの影響もあって、「使わないバルコニーはいらない」という声が主流です。僕自身も、使われない無駄なバルコニーはいらない派です。
ただ、室外機の隠し場所までなくしてしまうと、外観や配管ルートで頭を悩ませることになります。「しっかり使えて、外観もすっきり見えて、室外機置き場にもなる」——そこまで考えて設計できるなら、バルコニーを作る意味は十分にあると思っています。
まとめ
- テレビ面の壁や大開口サッシ周りは、エアコンの居場所を先に確保する
- カップボード上など、料理のニオイや煙を巻き込む位置は避ける
- 2階エアコンの配管が、外観の目立つ面に現れないルートを計画する
- 室外機の置き場まで見据えて、間取りの初期段階から落とし込む
間取りを考えるときに、
「エアコンと室外機は、どこにあるとすっきりするかな?」
ということを考えてみてください。
家電だからとあと回しにせず、間取りの段階で居場所を決めておくと、あとで困りません。
難しい場合は、ぜひ気軽に相談してください!
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