ウォークインクローゼットって、絶対要りますか? 通路ぶんが”もったいない”ことも

収納の考え方|ウォークインクローゼットって、絶対要りますか? 通路ぶんが"もったいない"ことも
収納・家事動線

こんにちは!建築士の竹本です。

「ウォークインクローゼットって、絶対要りますか?」って、よく聞かれます。

結論から言うと、絶対ではありません。各部屋に適材適所で収納があれば、たいてい足ります。服が多い方だけ、容量を「パイプの長さ」で測って決めてください。

相談でも「各部屋に収納できるタイプにして、ウォークインって、ここまで要るのかな…」って聞かれることがあります。いい視点なんです。ウォークインって”憧れ”で入れるケースも多いんですけど、意外と落とし穴があって。


各部屋に適材適所なら、意外と足ります

各部屋に適材適所で収納があれば、建物の比率でいくと、基本的に足ります。

僕がよく言うのは、これです。

各部屋ごとに、適材適所に収納があれば、建物の比率でいくと、基本的に足りますよ、と。

その上で、「うちは服が多くて」みたいな所だけ、肉付けする。それで大体足ります。

「うちの場合はどうなんだろう?」と思ったら、今の図面を、僕と一緒に見直しましょう。


通路ぶんが、”もったいない”こともある

ウォークインは、人が歩く「通路」の分だけ、服を掛けられない面積が生まれます。

ウォークインって、人が入って歩く”通路”が要るんですよ。その通路は、服を掛けられない。

だから、狭いウォークインより、壁一面の扉収納(歩いて入らないタイプ)のほうが、同じ面積でたくさん入ることもあるんです。

「憧れ」だけで入れると、この通路ぶんが効いてきちゃう。

ウォークインクローゼット 壁一面の扉収納
人が入る通路 要る 要らない
同じ面積で入る量 通路の分だけ減る 多く入ることもある

収納は量より場所、という話は、こちらの記事で書いています。


要るなら、容量は”パイプの長さ”で測る

要るなら、容量はハンガーパイプの長さで測ると、実感でわかります。

もちろん、服が多い方にはウォークインが向いてます。その場合の容量は、ハンガーパイプの長さで測ります。

今のお家のパイプの長さを測って、それと比べる。

パイプ1.2mを2列、上下2段にすれば、単純に今の倍。数字じゃなくて、実感でわかりますよ。


まとめ

  • WICは絶対じゃない。各部屋の適材適所で足りることも
  • 通路ぶんがもったいないことも(壁一面収納の方が入る場合あり)
  • 要るなら、容量は「パイプの長さ」で測る(上下2段で倍)

「うちはウォークイン要る?」は、服の量と暮らし方で変わります。迷ったら、一回一緒に見ましょう。

ウォークインクローゼットがほしいなと思ったときに、

「今の家の服は、どれくらいの量かな?」

ということを考えてみてください。

今のハンガーパイプの長さを測ってみると、ウォークインが本当に要るかどうか、実感でわかります。

難しい場合は、ぜひ気軽に相談してください!


建築士・竹本耕平
竹本 耕平建築士

株式会社Stand By Life 代表。住友林業・積水ハウスでの設計担当を経て独立し、これまで17年・500棟以上の家づくりに携わる。新築設計のプロジェクトを手がけながら、Instagramでは全国の“間取り迷子”の方に向けて、間取りの考え方を発信中(フォロワー1万人以上)。

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